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音楽劇 

昨日は「山彦の会」の音楽劇「母さん」を観にいった。
http://yamabiko-no-kai.com/
この音楽劇は戦前戦後に活躍した詩人サトウハチローの生涯をその詩とともに音楽劇として綴ったもので、作曲とピアノ演奏、ヴァイオリン演奏に友人も出演していたので応援もかねて観にいったんだけど、とても素晴らしい劇で涙が出るシーンも多々あった。特に僕よりも年代が高い層の人たちは、かなりオーバーラップする部分もあったようで、劇が終わった後は目を真っ赤にしている人が多かった。
以前は月に一度はこのような舞台やライブなんかに行っていたけど、最近はその回数も減って、昨日は少し久しぶりだった。でも、その都度自分の仕事にかなりいい影響をもらえる。それは、ミュージシャンや役者の人たちのバイタリティからももちろん元気をもらうんだけど、自分の仕事もある意味彼らと同じ要素があると感じているからだ。
自然という舞台では通常の生活では体験できないさまざまな色や音やにおい、感触そして味覚などが存在している。それらを感じるためにお客さんは五感をフルに活かしてこの自然に向き合うことになるんだけど、その際にいかにわかりやすく、楽しく、時には感動を添えて自然を通訳するのが僕の仕事だと思っている。「舞台」の上で人に伝えるという意味では昨日の舞台に立っていた人たちの伝える様子、伝わった様子などを見ているととても参考になるし、自分の中で曇りかけていた想像力のガラスがピカピカに磨かれたような感じがする。
僕自身子供のころから自然が好きで、ある意味素でこの仕事をやっていはいるけど、お客さんに会って実際に自然の中に入ってツアーが始まれば、五感アンテナが感度最大になり、気持ちもテンションも切り替わる。素でもあるし、自然舞台演者のようでもある。
沖縄ではさまざまなアーティストの垣根が低くなり、コラボレーションすることで今までにない新たな世界を作る動きが僕と同世代の人たちの間で年々盛んになっているけど、僕もこのようにまったく違うと思われる舞台でエネルギーを発している人たちを見て感じることで、自らの想像力やエネルギーを再燃させることができている。
最近ちょっと忘れかけていたものを思い返すことができた一日でした。
[ 2005/12/07 11:40 ] 休みの日 | TB(0) | コメント(0)