FC2ブログ










新しいビジターセンター 

大宜味村に立派なビジターセンターがまもなくオープンするのですが、すでにプレオープンしているので行ってみました。

やんばるの森ビジターセンターです。

やんばる3村(国頭、大宜味、東村)のエリアは世界自然遺産登録を目指していて、それに先駆けて建設された施設です。


中には大宜味村産の農作物や加工品が販売されているエリアがあります

レストランもありますが、こちらは正規オープン後ということで、地元産の食材を使ったものになるのでしょうか、期待できます。

また、別棟ではシアターもあり、通常有料なのですがこの日はプレオープンで無料ということだったので入ってみました。

中はドームになっていて360度の景色が投影されます。ちょっと目が回りました(^_^;)


大宜味村の自然や文化、集落などの映像や説明が始まり、この地域のそれらについて知ることができます。


まだプレオープンということで他に誰もいないのでシアターの中をうろついてたら、僕のシルエットも映り込み、集落に佇む感じになりました(笑)

シアターを出たら、係の方がVRコーナーもありますよというので、音声と映像で大宜味村を体験できるVRもやってみました。ゴーグルを装着すると音とともに、向いた方向の景色が見られ、ドローンからの風景なども360度見ることができ、面白かったです。


面白かったですが、僕個人の意見としては、こういうものは大宜味村ではなく、遠く離れた場所で沖縄展、やんばる展などを開催するときに有効なものかなと思います。
だって、ここにはすぐそばに本物があるんですから。ぜひとも外で目以外でも体感して欲しい。

おそらくこれら設備にはものすごいお金がかかったのだと思います。しかし、本当に沖縄の自然や原風景に流れる空気などの素晴らしさを体感してきた者の意見としては、例えばやんばるの何の変哲もないような遊歩道の傍らの小岩に座って空気を吸い、音に耳を傾けたり、集落の共同売店に足を運び、おばぁとユンタクしたり、集落のにおいを感じる方が、これらの施設の少なくとも100倍はこの地域のことを感じることができると思います。林道をドライブしていてちょっと駐車スペースに車を止めて少し過ごすだけでも、もうそれは何倍も五感でバンバン感じますよ。やんばるの自然やこの地域の空気はVRなんかで体感出るほど軽いものじゃありません。いくら金をかけても実体験にはかないません。いくら金をかけて作ろうとしても作れないから世界自然遺産のポテンシャルがあるのだと思います。もちろん、それら地域の自然や文化を知るためにビジターセンターの解説資料は大変有効ですが、VRはここではいらないかなと感じました。1度は見ても2度は見ません。

ビジターセンターですから、今後の観光客の入域も考えて立派な施設が必要なのは納得していますが、もしこのエリアのどこもかしこも既存のものを壊して新しい巨大な建造物や施設を今後作りまくるようなことがあれば、それはもう訪れる人達にとって魅力ある地域とは到底言えず本末転倒であり、沖縄では往々にしてそのようなことが起こるので(不必要にデカく、その地域にミスマッチなものを作るのが大好きなんです)、本来のポテンシャルをぜひとも維持していただきたいと願っています。

大宜味村民でもないのにこんな事を言うのはなんですが、大宜味村を訪れた際には、せっかくなのでそういった本物の自然や空気も体験してもらいたいです。大宜味村にはそれらをより深く体験させてくれるガイドさんや体験も多く存在しています。大宜味村まで来てVRだけで満足というのはあまりにもったいないです。だって、それなら家で見るのと同じだもん。

まぁ、本当に天気が悪くてそういう事もできないときはこのVRとシアターは1度は行ってみるのもいいかなと思います。もしくはこれらを見てみて、本物について興味を持ってもらえるといいのかなと思います。

やんばるの森ビジターセンターは2月22日に正式オープンです。
[ 2020/01/16 09:56 ] 休みの日 | トラックバック(-) | コメント(0)