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沖縄濃度 

戻り梅雨もようやく終わりのようで、今日は久しぶりに晴れ間が出ました

まだまだこの時期の晴れにしては日差しが弱いですが
これでホントのホントに真夏の天気になってくれることを願います

それにしても、このところの沖縄の新しいお店やホテルの進出するスピードがものすごすぎて、もうついていけません(^_^;)。長く沖縄を訪れてらっしゃる方は特に感じているはずです。すごくないですか?ホテルやお店の数、そして外国人観光客の数。

盛り上がってはいますが、そんな中で僕は題名にもしていますが「沖縄濃度」が急速に薄くなってきているような気がしています。
僕が沖縄が好きになったのはこの沖縄濃度がとても強く魅力的だったからです。時間が止まったような島時間、なにもないように見えて本土にはない自然や文化、そして地域の色がいっぱいだった。
しかし今はそんな懐かしい空気が流れていた集落ですらお洒落なカフェやインスタばえするお店、そしてたくさんの外国人観光客で溢れかえり、正直ここはどこなんだと感じることも多いです。
食堂にしても、久々に行ってみるとメニューが変わっていることが多く、明らかに外国人観光客を意識したようなものになっていて、そこには沖縄を感じなくなってきました。できるお店も沖縄よりも日本のものが多く、それも外国人観光客がまずは日本を体験したいということだと思いますが、沖縄の上に日本が上塗りされていっている昨今です。特にこの2~3年強く感じます。あんなにたくさんショッピングモールいらないでしょ。自然豊かなやんばるにたくさんの巨大な道の駅のようなビジターセンターも必要ないでしょ。でもやっぱり金ですよね。金がもらえるチャンスですから、逃したくはないってのもわかりはしますが。
外国人観光客は急速に増えているし、お金もよく落としていくので日本人よりも彼らが好むものにシフトしていったほうが、それはお店も潤うからそうやって変えていくのもわかります。
しかし、これまで沖縄が好きで何度も訪れてきたいわゆる「沖縄病」と呼ばれていた人たちにとって、今の沖縄は気の抜けたソーダのようなものです。あの「沖縄病」と呼ばれる病になる人達も今の沖縄ではなかなか増えていかないような気もしてなりません。
沖縄の本当の魅力を消し去って、いまお金になるものばかりを増やそうとしているこの今の流れ、お金が沢山落ちるとは思いますが、長い目で見るとどうなんだろうなと思います。
かつて、同時多発テロ、反日デモなどが発生したときには、沖縄を訪れる観光客はスーッと姿を消していきました。しかしそんな中変わらず沖縄を訪れていた人たちは沖縄病の人たちでした。本当に沖縄が大好き、空気も、人も、食べ物も、音楽も全部。たとえ蚊に血を吸われても沖縄に献血できるならそれでも嬉しいと言っていたような、そのくらい沖縄がすきだった人たち。今の沖縄ではそんな人達はもう出てこないんじゃないかと思います。そのくらい沖縄濃度が低いです。ここはどこなんだ、中国か、カリブ海か、ハワイか、それとも東京か?よく分かりません。
三線や泡盛の売上が右肩下がりに落ちてなんとかしないといけないというニュースを良く見ます。それらもいろんな理由があるとは思いますが、一つに沖縄濃度が下がってきていることでそれらをこよなく愛する人たちがいなくなってきているということを見落としてはいけないと思います。
そんな僕は懐かしい沖縄濃度の濃い空気を求めるには、今は人が少ない離島へと足を伸ばしたりするしかなくなってきました。そして、せめて自分のお店だけはあの頃の空気を残していきたいと思います。
[ 2019/07/10 14:33 ] 休みの日 | トラックバック(-) | コメント(0)

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